Mスポーツ、オット・タナクとの契約を発表。2019年王者が6年ぶりに古巣復帰/WRC

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By Auto News on Dec 7, 2022 at 7:40 AM
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     オット・タナクのヒョンデ離脱と、2022年シーズンをMスポーツで過ごしたクレイグ・ブリーンの韓国メーカーへの出戻り、このふたつの出来事から2019年王者の“古巣復帰”が有力視されていたが、それが現実のものとなった。12月7日、Mスポーツ・フォードWRTはWRC世界ラリー選手権の2023年シーズンに向けて、タナクと契約を結んだことを正式発表した。

     TOYOTA GAZOO Racing WRTで2019年にワールドチャンピオンを獲得した後、2020年からはヒョンデ・シェル・モビスWRTに籍を移し、ティエリー・ヌービルとともに陣営の“ダブルエース”の一角を担ってきたタナク。彼にとってMスポーツはWRCキャリアをスタートさせた場所だ。また、記念すべきキャリア初優勝を飾った思い入れのあるチームでもある。

     彼がポルトガルで初優勝を記録しターマック(舗装路)ラリーのドイツでも勝利を飾った2017年シーズンは、Mスポーツにとっても歴史的な1年となった。この年Mスポーツ・フォードは、セバスチャン・オジエの活躍と、タナク/マルティン・ヤルヴェオヤ組によるさらに5度の表彰台獲得によってマニュファクチャラーズタイトルを獲得している。

     そんなMスポーツは、WRCワールドチャンピオンとなって戻ってきたタナク組を歓迎し、豊富な知識と経験などを携えた彼らが、2023年ドライバーズおよびコドライバーズ選手権制覇という究極の目標に向けてチームを牽引し、鼓舞することを期待している。

    「Mスポーツは僕をドライバーとして育ててくれた場所であり、WRCでトップレベルの選手になるための厳しいレッスンと経験をすべて教えてくれた場所でもある」と語るのはキャリア通算17勝と42回のポディウムフィニッシュを飾っているタナク。

    「マルコム(・ウィルソン)と何度も話し合った。来シーズンに向けて、同じ志を共有していることは間違いない」

    「大きな挑戦になるだろうが、ドベンビー・ホールの人たちのことはよく知っているし、彼らの持てる力をすべて出し切ろうという情熱があれば、チャンピオンに挑戦することができるはずだ」

    「Mスポーツ・フォード・ワールドラリー・チームに戻ってこられてハッピーだ。2023年は僕たちの持てる力すべてを捧げるつもりだ!」
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    オット・タナクは2017年、WRCラリー・イタリア・サルディニアでフォード・フィエスタWRCを駆り、キャリア初優勝を飾った

    ■チャンピオン獲得という大きな挑戦に向け、「準備と覚悟ができている」とチーム代表


     ふたたびタナクを迎え入れた、Mスポーツの創設者であるマルコム・ウィルソンは「彼らがここに戻ってくるのを見ると、私は途方もない幸せと喜びで満たされる」と述べた。

    「オット(・タナク)のジュニア時代から彼のキャリアを近くで見てきたし、過去10年間の彼の功績の一端を担えたことを誇りに思う」

     チーム代表を務めるリチャード・ミルナーは、2023年の目標がドライバーズタイトル獲得であることをあらためて明言した。

    「オットがMスポーツに戻ってくることは、ドベンビー・ホールの全員にとって重要な瞬間となるはずだ。2023年の目標は、我々にとってもオットにとっても明確で、2023年のドライバーズ選手権を制覇することに他ならない」

    「この目標を達成するためには、多くのハードワークとエネルギーが必要ですが、私たちはこのチャレンジに対して準備と覚悟ができている。オットのようなドライバーがいることは、2023年に我々のポテンシャルを最大限に発揮し、前進するために、チームの精神と欲望を高めるカギとなるんだ」

    「我々は2022年にフォード・プーマ・ラリー1で多くの経験を積み、マシンの長所を理解している。我々が知っている結果を得るために、オットがそれを運転するのに適した人物であると確信している」
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    マルコム·ウィルソンによると、タナクはすでにフォード・プーマ・ラリー1でテストを実施したという
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    時代の変わり目で、歴代モデルを”ウイニングカー”に仕立ててきた名門Mスポーツが手掛ける『フォード・プーマ・ラリー1』



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